みなさまこんにちは!
幼稚園や保育園で制作をするときに「やりたくない~!」というお子さんがいて困った経験はありませんか?
このBLOGでは、そんなお子さんでも「やってみたい!」と思ってくれるような「導入」を紹介しています。
さて、もうすぐ母の日ですね。
お花を作る製作を考えている先生も多いのではないでしょうか。
今回は母の日に使える導入のアイデアを紹介します。
※こちらの記事は3歳児を対象とした導入です。
この記事の目次
- 母の日の制作物の目的
- 制作物を作る前の導入
- 制作物の作り方
母の日の導入の目的
母の日は年に一度「お母さんありがとう」と伝える大切な日。
子供がお母さんに感謝をしたい!と思えるような導入を行うことが目的となります。
制作物を作る前の導入
今回は「お花を作る」制作をテーマにした導入のアイデアを紹介します。
ちなみに、今回制作したのは、こちらの簡単なお花の制作物です。
導入スクリプト例
モンキチ:あ!こんな所にいいものがあるぞ!妹にプレゼントしよう!
※モンキチがカーネーションを持ち去る
芽衣ちゃん:この間蕾だったお花、今日は咲いているかな~。あれ…ここにあったはずのカーネーションがない…!どうしよう…
モンキチ:おれが全部もらったよ~だ!
芽衣ちゃん:えっ!私の大事なカーネーション返して~!お母さんにプレゼントしようと思っていたのに…どうしよう(涙)
モンキチ:そんなに言うならほらよ!
※ぐちゃぐちゃになってしまったお花を投げられる
芽衣ちゃん:これじゃ、プレゼントで渡せないよ!えーん(涙)
先生:大丈夫!お花を戻せる方法があるよ。
芽衣ちゃん:本当?でもどうやって?
先生:ここをこうして半分に折って、両方の花びらをこんな風に折るんだよ。
※先生が作り方のお手本を見せる。
芽衣ちゃん:本当だ!!でも…お花が茎から離れちゃう…
先生:大丈夫。のりでつけたら絶対にとれないよ!
※先生が作り方のお手本を見せる。
芽衣ちゃん:本当だ!ありがとう!これでお母さん喜んでくれる!!
そうだ、みんなは何をお母さんにあげるのかな?
先生:なにかいいのがないか探していたところだったんだよね!
そうだ、先生たくさん花びらを持っているから、みんなも芽衣ちゃんみたいなカーネーションを作ってお母さんたちにあげるのはどうだろう?
芽衣ちゃん:それはいいかも!ねえ、みんなも私と一緒のカーネーションのお花をつくらない?
子供たち:いいよ~!
※制作物の材料を子供たちに配り、制作を開始。
先生:芽衣ちゃん、すごく素敵なカーネーションができたね!
芽衣ちゃん:そうだね!みんなのお母さんも喜んでくれたらいいな!
※ご自身の保育園や幼稚園で独自のキャラクターがある場合は、名前を変えて利用してください。
制作の見本を見せながら、子供たちがお母さんに渡すカーネーションを作りたい!と思ってもらえるように導入する例でした。
制作物の作り方
用意するもの(お花一つあたり)
☆材料
・折り紙(花)※赤色・ピンク色など
・折り紙(茎)※緑色など
☆使う道具
・ギザギザのはさみ
・のり
作り方
☆準備
・花用の折り紙の裏に円形に印を描き、ギザギザのはさみを使って円形に切る
・茎となる折り紙を筒状にし、端をのりで固定する
☆制作
・花用の折り紙を半分に折る
・チューリップの要領で3つ折りにする
・茎にチューリップを貼り付けて完成
ぜひ、制作物の導入の際に利用してみてくださいね。
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