【製作あり】父の日に使える!幼稚園・保育園で使える導入スクリプト

6月

こんにちは。

もうすぐ父の日ということで、お父さんに感謝を伝えるための製作される幼稚園や保育園も多いはず。

とはいえ近年、片親のお家が増えているということもあり、どのように実施すればよいのか難しいですよね…。

毎日お仕事で頑張るお父さんにお子さんから感謝を伝えられるような導入のほか、父の日で配慮したい点についても紹介します。

※本スクリプトはお父さんのお仕事について描かれた本を使用することを前提としています。
※本製作は2~3歳児を前提としております。

この記事の目次
  • 父の日とは
  • 父の日に関する配慮
  • 製作物の紹介
  • 製作物を作る前の導入(本を使用)
  • 導入に使用する本の例
  • 製作物の作り方

父の日とは

父の日は年に一度「お父さんありがとう」と伝える大切な日。

父の日は、アメリカのソノラ・スマート・ドッドという女性の行動が関係しています。
男手一つでソノラを含む兄弟を育て上げて亡くなった父を讃えたいという思いと、母の日があるのだから父の日があってもよいはずだという思いから、ソナラは自分が通う教会の牧師に頼み、6月に「父の日」を祝う礼拝をしてもらったことがきっかけのようです。

父の日に関する配慮

片親の過程も多くなっているので、どのように父の日を進めていくのかは難しい問題ですよね。
ですが結論、父の日についてどのように受け取るかは保護者によって違います。

どのように進めるべきかは園に相談するほか、対処方法をしっかりと考えておくのがよいでしょう。

①「家族の日」にする
母の日・父の日は「特定の人」に感謝を伝えるのではなく、「家族」にありがとうと伝える日とする方法です。

②「いろいろな家庭がある」という前提のもと実施する
お家にお父さんがいない方は、お母さんやおじいちゃんを書いてもらえるように促し、疑問を抱いた園児に対しても素直に現状を伝え、いろいろな家庭があるが、みんな大切な人がいるということも含めて伝える方法です。
状況を隠したい方もいらっしゃると思いますので、慎重に進める必要があります。

製作物の紹介

今回の製作物はこちら

完成品

 

 

 

 

 

ネクタイの製作です。
今回はこの「ネクタイ」の製作を前提にした導入のアイデアを紹介します。
※作り方は下記に記載があります。

製作物を作る前の導入

今回は「お父さんに感謝を伝える」ことを目的とした導入です。
上記の配慮を行った場合、別の内容で伝えることが必要となるかと思いますので、ご注意ください。

先生:あれ、芽衣ちゃんを呼んでいたのだけど、まだかな~。

芽衣ちゃん:先生こんにちは!今日は面白いお話を聞かせてくれるって聞いたんだけど何かな?

先生:あ!芽衣ちゃん!待ってたよ!じゃあ始めるね!お話の始まりはじまり~♪
※父の日に関する絵本を読む

芽衣ちゃん:へー!お父さんってとっても大変なんだね!

先生:そうだよ、お父さんはお外で家族のために頑張って働いているんだよ。ところで、芽衣ちゃんはお父さんのこと好き?

芽衣ちゃん:大好きだよ!でもどうしてそんなこと聞くの?

先生:実はね、今度の日曜日に父の日っていって、「いつもお父さんありがとう!」って言う日があるんだけど、芽衣ちゃんのお父さんにも何か素敵なプレゼントをしたらどうかな?って思ったんだよね!

芽衣ちゃん:それはいいかも!でも何をプレゼントしたらいいかな~?

先生:大丈夫!先生いいもの用意してきたよ!じゃじゃーん♪

芽衣ちゃん:ネクタイと…なにこれ?のっぺらぼうのお化け?

先生:違うよ芽衣ちゃん!お父さんと言ってもみんな違う顔をしているでしょ。
それで、大好きなお父さんの顔を描いてプレゼントしたらとっても喜ぶと思って作ってきたんだ~!ほらみんなの分もあるよ!

芽衣ちゃん:ありがとう先生!でも…どうやって書いたらいいかな…。

先生:ねぇみんな、顔を描くには何を使ったらいいかな?

子供たち:クレヨン!

芽衣ちゃん:クレヨンで描けばいいんだね!早速書いてみるね!

※見本を見せる

先生:芽衣ちゃん、すごく上手にできたね!
これは、今度の日曜日まで秘密にして、プレゼントするといいよ。

芽衣ちゃん:そうするね!ありがとう!じゃあ、お父さんに見つからないように隠してくるね!ばいばーい!

先生:ねえ、みんなのお父さんはどんな顔をしているかな?眼鏡とかかけてるかな?みんなのお父さんも顔を描いてプレゼントしたらきっと喜ぶよ!みんなも描いてみよう!

子供たち:はーい!

※ご自身の保育園や幼稚園で独自のキャラクターがある場合は、名前を変えて利用してください。

制作の見本を見せながら、子供たちがお父さんに渡すプレゼントを作りたい!と思ってもらえるように導入する例でした。

導入に利用する本の例

父の日に関する本はたくさんあるかと思いますが、上記のスクリプトを実際に使用した際には、

「ぼくはおとうさん」

という本を使用していました。

製作物の作り方

用意するもの(1人分)

ネクタイと台紙

 

 

 

 

 

☆材料

・ネクタイの台紙

・丸い台紙

☆使う道具

・クレヨン

・のり

作り方

☆下準備

・丸い台紙に顔の輪郭を描いておく

下準備

 

 

 

 

 

☆製作

・台紙に顔を描いてもらう

顔を描く

 

 

 

 

 

・顔をネクタイの台紙に貼る

顔が描かれた紙をネクタイの台紙に貼る

 

 

 

 

 

・ネクタイの上に「お父さんありがとう」と描く/貼るなどして完成

完成品

 

 

 

 

 

 

 

今回は以上です。
ぜひ導入の際に試してみてくださいね。

 

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