みなさまこんにちは!
もうすぐ梅雨の時期ですね。外遊びが大好きな園児が雨で悲しがっていることも多いはず…。
このBLOGでは、そんなお子さんでも「製作やってみたい!」
と思ってくれるような「導入」を紹介しています。
※こちらの記事は2~3歳を対象とした導入です。
この記事の目次
- 梅雨とは
- 梅雨の時期の製作の狙い
- 製作物の紹介
- 【スクリプト有】制作物を作る前の導入
- 製作物の作り方
梅雨とは
梅雨とは雨がよく降り晴れの日が少ない時期のことです。
カビが生えやすい時期であることから「黴雨(ばいう)」※黴=かび と呼ばれていたそうなのですが、黴の文字では印象が悪いため、同じ時期に実を熟す「梅」の字がとられたとされています。(諸説あり)
大人でもどんよりしてしまうこの時期。なんとか乗り越えたいですね…(笑)
梅雨の時期の製作の狙い
梅雨の時期は、雨ばかりで外遊びができず、退屈に感じる子供たちも多いはず。
製作の力で梅雨の時期でも楽しい!と思ってもらえるような導入が必要です。
製作物の紹介
今回の製作物はこちら
あじさいの製作です。
今回はこの「あじさい」の製作を前提にした導入のアイデアを紹介します。
※作り方は下記に記載があります。
制作物を作る前の導入
導入スクリプト例
※雨に関する絵本があれば使用します
※本スクリプトは「はさみを使ったことがある・のりを使ったことがある」園児が対象です。
先生:あれ?なんだか絵本がガタガタ動いているよ!!
かたつむり:僕の大好きなアジサイのお花が確かこの辺に咲いているって聞いたんだけど、どこかな~?みんな知らない?
先生:あっ!こんな所に花びらがあるよ!ほら見て!!
※花びらの台紙を見つける
かたつむり:このお花、確かにアジサイだけど、何かが違うよ…何かなぁ…。
そうだ!花びらがついていないんだ!アジサイの花びらどこかな?
先生:あ!こんな所に花びらがあるよ!ほら見て!
※落ちていた花びらを台紙にあててみる(細長い状態の折り紙を使用)
かたつむり:色はいいんだけど、アジサイの花びらはこんなに長くないよ~
先生:えー!そうなの?どうすればいいかな?そうだいいこと考えた!
半分に折って、また折って!ほら!小さくなったよ!
※折った折り紙を広げて見せる
先生:あれ?つながってる…。ねえみんな、どうしたらいいかな?
園児:はさみを使うといいかも!
先生:そうだね、いい方法かも!早速切ってみるね!線のついているところを切ってみよう!
※切って見せて、一つを張り付けようとする
かたつむり:あー花びらがとれちゃうよー涙
先生:みんな、花びらが取れてしまうのだけど、どうしたらいいかな?
園児:のり~!
先生:そうだね!のりをつけたら絶対に取れないかも!じゃあ、どっちにのりをつけたらいいかな?白いほうかな?色がついているほうかな?
園児:白いほう!
先生:そうだね。白い部分にのりをつけて貼ってみよう!
※花びらをつけてあげる
先生:かたつむりさん。見てみて!アジサイの花びらがいっぱいになったよ!
かたつむり:本当だ!ありがとう!!
先生:じゃあ、このアジサイ、かたつむりさんにプレゼントするね!
あれ…?こんなところにもアジサイのお花があるよ!
でも大変!全部花びらが取れっちゃってる…。こんなにたくさんは先生つけられないよぉ…涙
ねえ、みんなもお花を元通りにするのを手伝ってくれるかな?
園児:いいよ~!
先生:みんなありがとう!かたつむりさん、みんなが元通りにしてくれるって!
かたつむり:よかった~!じゃあ、またあとで見に来るね!
梅雨の時期に使えるアジサイの製作の導入例でした。
製作物の作り方
用意するもの(1人分)
☆材料
・折り紙(花びら用)細長い長方形2枚分 ※色違いであるとなおよし
・台紙
☆使う道具
・はさみ
・のり
作り方
☆下準備
・アジサイの台紙を作成する
・折り紙を半分に折り、長方形に折る
・さらにもう一度半分に折り、細長い長方形にする
・折り紙を広げ、折り線に沿ってはさみで切る
・下準備終了(ほかの色もあるとgood)
☆製作
・長方形の紙を半分に折る
・さらに半分に折る
・広げて折り目をはさみで切る
・のりを白い面につけて貼りつける
・完成
ぜひ、導入の際に試してみてくださいね。
※現在台紙のダウンロードができないか検討中です。応援よろしくお願いいたします。
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